
〈サルサ・ガムテープ〉は同名のロックバンドをカバーしたドキュメンタリーです。このバンドは1994(平成6)年、神奈川県秦野市にある知的障害者施設「秦野精華園」の人たちによって結成されました。大森克己(1963-)は96(平成8)年からバンドの練習やライブに同行して彼らを撮影し、98(平成10)年に写真集をまとめました。「中心がない。自由なのか不自由なのか?くずれそうでくずれない。Punk。何かをのど元につきつけられるパワー。確かに存在する不思議な一体感」。大森は撮影日記にこう記しています。バンドとの交流から生まれたこのシリーズには、共感的な視線とともに、後ろに退いた視点からその場全体を客観的に捉えるショットも多く含まれ、対象との距離感は複雑に変化していきます。作家はこの作品で既成概念に囚われない写真のあり方や、人との関わり方を模索しています。
- 所蔵館
- 東京都写真美術館
- シリーズ名
- サルサ・ガムテープ
- 作品/資料名
- 作者名
- 大森 克己
- 制作年
- 1997
- 分類
- 国内写真作品
- 材質・技法
- 発色現像方式印画
- 寸法
- 縦227×横287mm
- 作品/資料番号
- 10113077
- 東京都写真美術館 収蔵品検索
- https://collection.topmuseum.jp/Publish/detailPage/47528/
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