第十回研展(1920年2月)で三等賞を獲得した作品。通常は紙の上にアラビア・ゴムと顔料と重クロム酸カリなどを混合した感光液を塗布するが、本作はキャンバスの布を使っているのがユニークである。オーソドックスな構図ではあるが、画面全体に光が満ち溢れた表現が特徴で、そこには澄明な自然観照の態度が見てとれる。これは益子が、愛友写真倶楽部の中にあって独自の位置を占めていることをうかがわせるものとなっている。
- 所蔵館
- 東京都写真美術館
- 作品/資料名
- 水の響
- 作品名(原題)
- 水の響
- 作者名
- 益子 愛太郎
- 制作年
- 1920
- 分類
- 国内写真作品
- 材質・技法
- ゴム印画
- 作品/資料番号
- 10014342
- 東京都写真美術館 収蔵品検索
- https://collection.topmuseum.jp/Publish/detailPage/17537/