ピクトリアリズムを標榜する日本の「芸術写真」は、明治以降の近代化のなかで獲得されてきた様々な美意識を、並列的に受け入れて展開してきたと言える。
1930年代に制作されたこの作品も、構成や対象描写、空間表現などの様々な表現要素を、ひとつの様式美に集約するのではなく、モダニティという器に並列的に取り込んでいると、とらえるべきではないだろうか。
- 所蔵館
- 東京都写真美術館
- 作品/資料名
- 仏手柑
- 作品名(原題)
- 仏手柑
- 作者名
- 島村 逢紅
- 分類
- 国内写真作品
- 材質・技法
- ゼラチン・シルバー・プリント(D.O.P)
- 寸法
- 縦219×横286mm
- 作品/資料番号
- 10011264
- 東京都写真美術館 収蔵品検索
- https://collection.topmuseum.jp/Publish/detailPage/2037/