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椿

椿 Camellia

島村 逢紅 SHIMAMURA Hoko

作者の静物表現の特徴は、レンズの鮮鋭な描写を生かして、伝統的なモチーフをモダンな感覚で構成した点にある。
当時、「路草の白、逢紅の黒」と評されたとおり、この作品も作者独自の漆黒とその諧調表現によって、椿の花が空間にくっきりと浮かび上がっている。そこには凄烈な緊張感と静寂が漂っており、対象を凝視する彼特有の美的世界が広がっている。

所蔵館
東京都写真美術館
作品/資料名
椿
作品名(原題)
椿
作者名
島村 逢紅
分類
国内写真作品
材質・技法
ゼラチン・シルバー・プリント(D.O.P)
寸法
縦294×横212mm
作品/資料番号
10011265
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https://collection.topmuseum.jp/Publish/detailPage/2036

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