作者の静物表現の特徴は、レンズの鮮鋭な描写を生かして、伝統的なモチーフをモダンな感覚で構成した点にある。
当時、「路草の白、逢紅の黒」と評されたとおり、この作品も作者独自の漆黒とその諧調表現によって、椿の花が空間にくっきりと浮かび上がっている。そこには凄烈な緊張感と静寂が漂っており、対象を凝視する彼特有の美的世界が広がっている。
- 所蔵館
- 東京都写真美術館
- 作品/資料名
- 椿
- 作品名(原題)
- 椿
- 作者名
- 島村 逢紅
- 分類
- 国内写真作品
- 材質・技法
- ゼラチン・シルバー・プリント(D.O.P)
- 寸法
- 縦295×横217mm
- 作品/資料番号
- 10011265
- 東京都写真美術館 収蔵品検索
- https://collection.topmuseum.jp/Publish/detailPage/2036/