
度重なる大火に見舞われた江戸の町にあって、1720年(享保5)には隅田川以西の市街を分けて「いろは文字」をあてた47組(のち48組)が、その後本所・深川においても16組の火消組織が作られ、江戸時代の終わりに至るまでの基礎となる。
本資料は、日本橋大伝馬町周辺を受け持った「は組」の火消人足が身にまとった刺子半纏。背には「は」の文字、腰には「は組」「消口(けしくち)」と書かれた消札(けしふだ)が配される。消口とは延焼をくい止める場所を指し、鎮火した地点に組名を書いた消札を掲げて組の存在と活動を誇示した。裏側には雲竜と滝が描かれるが、このような水を想起させるモチーフは好まれたようだ。表・裏共に町火消らしい意匠と言える。
- 所蔵館
- 江戸東京博物館
- 資料名
- 刺子半纏 町火消は組町頭所用
- 資料番号
- 21200014
- 大分類
- 生活民俗
- 小分類
- 事件災害
- 種別
- 防災
- 年代
- 江戸後期 19世紀
- 員数
- 1点
- 法量
- 95 cm x 122.4cm
- 資料群/コレクション名
- 其角堂コレクション
- 江戸博デジタルアーカイブズ
- https://www.edohakuarchives.jp/detail-21178.html
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