五枚続の横長の画面一杯に、舟遊びの屋形船を描いた作品。右端の柱のようなものと、右から二枚目の舟の向こうに見える桶のようなものは、いずれも橋脚の一部である。おそらく舟遊びの中心地であった両国橋のものであろう。
画面の中央に煙管を片手に座っているのが主人格の女性で、彼女を前にして楽器が演奏され、その後ろでは踊りの準備をする少女も描かれる。舟の軸先には大きな洲浜台(すはまだい)が飾られている。
美しい着物をまとった大柄な女性たちが画面一杯の舟上に居並ぶ姿は、迫力のある華やかさである。
- 所蔵館
- 江戸東京博物館
- 資料名
- 隅田川船遊び
- 資料番号
- 94202673-94202677
- 小分類
- 版画
- 種別
- 錦絵
- 作者(文書は差出人)
- 鳥文斎栄之/画
- 発行所(文書は宛先)
- 西村屋与八(永寿堂)/版
- 年代
- 江戸後期 天明~文政頃 1781~1830 18~19世紀
- 員数
- 5枚続
- 江戸博デジタルアーカイブズ
- https://www.edohakuarchives.jp/detail-10243.html