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東京開化名勝京橋石造銀座通り両側煉化石商家盛栄之図

東京開化名勝京橋石造銀座通り両側煉化石商家盛栄之図

歌川広重(3代)/画

1872年(明治5)に発生した東京の大火の後、1874年(明治7)に開かれた「銀座煉瓦街」の姿を描いた錦絵。当時の銀座通りを京橋から眺めた風景を描く。明治新政府は、外国人居留地の近くでもあった銀座を「不燃化都市」に変えるため、煉瓦造りの町を誕生させた。広い路地の中央には2階建ての乗合馬車や人力車が走り、街路樹、歩道、それらを照らすガス灯もともる。新旧が入り混じった風俗が表通りにはあふれ、人々の「新しさ」を望む気分がより銀座を繁栄させていった。文明開化を描く錦絵「開化絵」の中でもこの街は格好の画題となった。

所蔵館
江戸東京博物館
資料名
東京開化名勝京橋石造銀座通り両側煉化石商家盛栄之図
資料番号
88208046-88208048
種別
錦絵
作者(文書は差出人)
歌川広重(3代)/画
発行所(文書は宛先)
伊勢屋喜三郎/版
年代
明治前期 明治7年 1874 19世紀 
員数
3枚続
江戸博デジタルアーカイブズ
https://www.edohakuarchives.jp/detail-3235.html

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