明治期から現代にいたるまで富士の写真には、四季折々に移ろいゆく光景と変わることのない根源的な姿が写し出される。生涯にわたり多彩な富士の姿を追求した岡田紅陽、山水画を想起させる黒川翠山、この写真の小石清は赤外線写真によって透けるように輝く桜の花と黒々とした富士の対比を見せるなど富士山の表象にはつねに神話的な動と静のドラマを見ることができる。
- 所蔵館
- 東京都写真美術館
- 作品/資料名
- 富士と桜
- 作品名(原題)
- 富士と桜
- 作者名
- 小石 清
- 制作年
- 1934
- 分類
- 国内写真作品
- 材質・技法
- ゼラチン・シルバー・プリント(D.O.P)
- 寸法
- 縦294×横364mm
- 作品/資料番号
- 10103948
- 東京都写真美術館 収蔵品検索
- https://collection.topmuseum.jp/Publish/detailPage/5372
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