お花畑(?)が広がる田園風景の中に遊ぶ着物姿の少女を、印象的にとらえた作品。初夏のさわやかな風が見事に表現されていよう。作者は、『芸術写真研究』誌を中心に作品を発表するが、同誌で活躍する極端なデフォルマシオンと「雑巾がけ」のレタッチを特徴とする日本光画協会系の表現主義的な作風とは一線を画した穏健でストレートな表現で、中嶋謙吉が主唱する「自然と人生の合一」を実践しようとしている。
- 所蔵館
- 東京都写真美術館
- 作品/資料名
- 田園初夏
- 作品名(原題)
- 田園初夏
- 作者名
- 桜井 栄一
- 制作年
- 1932
- 分類
- 国内写真作品
- 材質・技法
- ゼラチン・シルバー・プリント(D.O.P)
- 寸法
- 縦235×横272mm
- 作品/資料番号
- 10004057
- 東京都写真美術館 収蔵品検索
- https://collection.topmuseum.jp/Publish/detailPage/24961/