
江崎礼二(1845-1910)は、岐阜県の出身で柳川春三の『写真鏡図説』から独学で写真術を学び、明治3(1870)年に東京に出て、写真術を下岡蓮杖その他に学んだ。明治6(1873)年浅草公園にこの写場(スタジオ)を開いた。明治16(1883)年に輸入したゼラチン乾板を用いて、日本ではじめて短艇競争や水雷の爆発を瞬間撮影し、自らを「早取写真師」と称した。明治31(1898)年には東京市議会議員に選ばれ、浅草凌雲閣の社長も務めた。なお、本作は明治7年の年記があるアンブロタイプで、開業してまもなくの作例で、乾板で名を馳せた江崎礼二によるアンブロタイプはきわめて珍しい。
- 所蔵館
- 東京都写真美術館
- 作品/資料名
- (徳大寺公弘とひとりの男性)
- 作品名(原題)
- (徳大寺公弘とひとりの男性)
- 作者名
- 江崎 礼二
- 制作年
- 1874
- 分類
- 国内写真作品
- 材質・技法
- アンブロタイプ
- 寸法
- 縦106×横82mm
- 作品/資料番号
- 10112646
- 東京都写真美術館 収蔵品検索
- https://collection.topmuseum.jp/Publish/detailPage/19046
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