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海景

海景 The Great Wave, Sete, 1856/59

ル・グレイ, ギュスターヴ LE GRAY, Gustave

画家出身のル・グレイは、この作品を含む一連の海をテーマとしたシリーズで画面上必要な空と海の表情を同時に撮ることができなかったため、別々に撮ってモンタージュをして作品を制作した。
「組み立てる」という意味のフランス語montageから名前がついている。一つの画面に二つ以上の映像を重ねたり、合成したりした写真のことを指す。コラージュとの違いは、フォトモンタージュは基本的には暗室内においてネガを重ね合わせたり、数度に分けて現像することによって造られた作品であること。多くの芸術家が、自分こそこの技法の創始者であると名乗っているが、誰が最初に始めたのかはわかっていない。ただ、フォトモンタージュという言葉は、ダダの雑誌の編集者のラウル・ハウスマンがゲオルク・グロッス(ジョージ・グロス)らとともに選んだのが始まりとされている。写真をコラージュしたものをフォトモンタージュと呼ぶ場合もあり、このあたりの言葉の区別は曖昧である。

所蔵館
東京都写真美術館
シリーズ名
Les Marines
作品/資料名
海景
作品名(原題)
Marine, Sète, 1856/59
作者名
ル・グレイ, ギュスターヴ
制作年
1856-1859
分類
海外写真作品
材質・技法
鶏卵紙
寸法
縦337×横410mm
作品/資料番号
20002259
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https://collection.topmuseum.jp/Publish/detailPage/2193/

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