撮影地は不明だが、おそらくどこかの避暑地で撮影されたものであろう。カメラを地面に置き、ポツンと置かれた椅子を撮影したこの作品には、作者のユーモアが感じられる。
兄の信三と比べて、モダンな感覚が一段と研ぎ澄まされた作者の表現は、近代的な写真表現「新興写真」に通底するものがある。しかし、その眼差しが“モノそのもの”に向かうことはなく、俳諧的な自然観照の態度が揺らぐことはない。
- 所蔵館
- 東京都写真美術館
- 作品/資料名
- (椅子)
- 作品名(原題)
- (椅子)
- 作者名
- 福原 路草
- 分類
- 国内写真作品
- 材質・技法
- ゼラチン・シルバー・プリント(D.O.P)
- 作品/資料番号
- 10013174
- 東京都写真美術館 収蔵品検索
- https://collection.topmuseum.jp/Publish/detailPage/4570/