
絹地に小紋が染められ、三葉葵紋が据えられている。この胴服は、徳川家康が着用していたもので、1615年(慶長20)大坂夏の陣に参陣した旗本今村正長が命がけの戦闘をしながら同輩の手柄として申告したことに対し、感銘を受けた家康が自ら着用の胴服を正長に褒美として与えたと伝える。今村家の資料は、本資料の他に徳川秀忠朱印状や今村家の由緒書等とともに、一括して江戸東京博物館に収められている。
- 所蔵館
- 江戸東京博物館
- 資料名
- 萌葱地葵紋付小紋染胴服
- 資料番号
- 98200135
- 大分類
- 工芸品
- 小分類
- 染織
- 種別
- 衣服
- 年代
- 江戸初期 17世紀
- 員数
- 1領
- 備考
- 国指定重要文化財
- 江戸博デジタルアーカイブズ
- https://www.edohakuarchives.jp/detail-11756.html
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