現在は4挺しか存在が確認されていない梨子地の女乗物。唐松・若松・梅花などを幾何学的に配置し、三葉葵紋および腰に六葉葵を散らす。家紋が葵紋だけなので徳川家の婚礼であること、底裏に幸阿弥家のものと推測される蒔絵の銘があること、および伝来などから、将軍家より一門への輿入れに際して制作されたと考えられる。具体的には徳川綱吉の養女八重姫が所用者として推測される。その後1851年(嘉永4)に修理され、徳川家慶養女線宮幟子の婚礼に際して再利用された。
- 所蔵館
- 江戸東京博物館
- 資料名
- 梨子地葵紋散松菱梅花唐草文様蒔絵女乗物(附属品共)
- 資料番号
- 97201654-97201656
- 大分類
- 工芸品
- 小分類
- 漆工
- 種別
- *
- 年代
- 江戸中期~後期 18世紀
- 員数
- 1挺
- 江戸博デジタルアーカイブズ
- https://www.edohakuarchives.jp/detail-11705.html
江戸東京博物館のその他の収蔵品 (20154)
記念碑と灯篭
田中泰輔/撮影
江戸東京博物館
(秩父峽谷)長瀞之風光
江戸東京博物館
撫子蒔絵螺鈿重箱
江戸東京博物館
旅みやげ第三集 田沢湖御座の石 試摺
川瀬巴水/画
江戸東京博物館
末広五十三次 沼津
歌川国輝/画
江戸東京博物館
江戸名所百人美女 十軒店
歌川国貞(初代),歌川国久/画
江戸東京博物館
武田信玄公かくし湯 甲州下部古湯坊 文書
江戸東京博物館
エビス・サッポロ・ユニオンビール
江戸東京博物館
東海道 桑名
歌川芳形/画
江戸東京博物館
粉本 貴人荒居
柴田是真/画
江戸東京博物館
粉本 水草
[柴田是真/画]
江戸東京博物館
刀 銘和泉守兼重
和泉守兼重/作
江戸東京博物館
東京勧業博覧会 (美術館)
江戸東京博物館
今戸人形 丸〆猫
金沢春吉/作
江戸東京博物館
裁縫雛形 改良袴(手縫)
安藤つね/作
江戸東京博物館
長板中形型紙 かえでに丸文 (小判 追掛)
江戸東京博物館