この作品は、画家である作家の父が韓国の伝統建築を調査し再現した自宅の門をかたどったものである。そして、ナイロンで作られた門には、作家の指示で職人が仕上げた細かな刺繍が施されている。韓国の伝統的な建築を基に制作された作品には、作家自身のアイデンティティが反映されているといえる。そして、帰るべき場所としての家の門は水面に映る影のように儚いたたずまいを見せ、美しい水色に満たされた空間が作り上げられている。作品は下から鑑賞するだけでなく、階段を上がりながら、そして3階では上からも眺められるように考えられており、視点や外光の変化でそれぞれに異なる表情を見ることができる。2004年に東京・銀座のメゾンエルメスの個展で発表された作品だが、現代美術館で収蔵するにあたり、作家は水平部分の布を常設展示室アトリウムの広さに合わせたサイズに作り直した。
- 所蔵館
- 東京都現代美術館
- 作品/資料名
- リフレクション
- 作者名
- ソ・ドホ
- 制作年
- 2004/2007
- 分類
- 彫刻・インスタレーションほか
- 材質・技法
- ナイロン、ステンレススチール管
- 寸法
- インスタレーションサイズ可変
- 受入区分
- 購入
- 受入年度
- 2006
- 作品/資料番号
- 2006-00-0008-000
- 東京都現代美術館コレクション検索
- https://mot-collection-search.jp/shiryo/4937/