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ball sheet ball

撮影:柳場大

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冨井 大裕 TOMII Motohiro

冨井大裕(1974-)は、1990年代半以降、「彫刻」の潜在力をたずね「作品をつくる」ということを問い続けている美術家である。既製品を用いた立体から、「(作品制作のための)指示書」、本による試み、展示の空間や機制をめぐる批評的な作品まで多角的、実験的な制作はいずれも、物を起点とした行為によりその物や場のもつ性質を開示させる性格を持っている。
《ball sheet ball》は、それを構成する物(スーパーボールとアルミ板)それぞれがもつ、形や色、重さ、といった性質により成立している作品。物のもつ本質的・偶然的な性質を観察、吟味し、それに従い行為することで、あたかもその物自体がそれを当然に成り立たせているかのように見える。冨井の作品の多くは、ばらばらのものが組み立てられたもので、展示の度に「つくる」必要があるため、すべて「指示書」を伴っている。それが可能なのは、個々の物がその機能を最大に発揮しうる状態が確信されているがゆえといえるだろう。冨井作品にとって、指示書は必然的な形式なのである。物の関係性が一つの作品として成り立つことについて、作家の一つの到達を示す一点である。

所蔵館
東京都現代美術館
作品/資料名
ball sheet ball
作者名
冨井 大裕
制作年
2006
分類
彫刻・インスタレーションほか
材質・技法
スーパーボール、アルミ板
寸法
87×60×30cm
エディション等
Ed.1/1.AP
受入区分
購入
受入年度
2011
作品/資料番号
2011-00-0005-000
東京都現代美術館コレクション検索
https://mot-collection-search.jp/shiryo/6114/

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ぼくはヘレン・ケラー女史と同じ6月27日に父の弟夫婦の間に生まれて、横尾家に養子として迎えられた。養父母はぼくを橋の下で拾ってきたと言った。小さい頃から星空を仰ぎながらぼくはぼくの運命についていつも空想していた。そして星のように点滅するホタルに自分を譬えた。見えない守護霊と子の年のネズミがぼくの長い航海の伴侶であることをぼくは知っている。

横尾 忠則

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