
烽火台を再燃する:外星人のためのプロジェクト No. 8 Reviving the Ancient Signal Towers: Project for Extraterrestrials No.8
蔡 國強 CAI Guo-Qiang
《烽火台を再燃する:外星人のためのプロジェクト No. 8》《胎動II:外星人のためのプロジェクト No. 9》、は1991年の個展でこの後行うべきプロジェクトのプランとして発表された。いずれも、火薬を紙の上で燃やしその痕跡を残した上に、墨でそれぞれの計画の説明を記している。“Project for Extraterrestrials”とは、地球外の生命体(E.T.)に発信するためのプロジェクトという意味であり、宇宙へ向けた壮大な計画である。同時に古代中国で発明された火薬や墨という素材を用いることは、自らの出自を示す意味も込められている。《烽火台を再燃する》は、中国古代の通信手段であった烽火台に再び火を灯し、最新の通信手段である人工衛星でその光を確認するものである。《胎動 II》では、円形に火薬を配置し、その中心に作家が座り火薬を爆発させる。この瞬間の作家の鼓動と大地の揺れの変化を機器によって記録する。これらの光は一瞬のものだが、宇宙に向けて永遠に発信されることになる。いずれも東洋的な要素と現代の技術を融合しようとする意図が明確に示されている。なお、《胎動 II》のプランは1992年に開催されたカッセル国際美術展で実現している。(H.K.)
- 所蔵館
- 東京都現代美術館
- 作品/資料名
- 烽火台を再燃する:外星人のためのプロジェクト No. 8
- 作者名
- 蔡 國強
- 制作年
- 1991
- 分類
- 水彩・素描
- 材質・技法
- 火薬、インク/和紙、パネル
- 寸法
- 200×640cm
- 受入区分
- 購入
- 受入年度
- 1995
- 作品/資料番号
- 1995-00-0003-000
- 東京都現代美術館コレクション検索
- https://mot-collection-search.jp/shiryo/4250/
東京都現代美術館のその他の収蔵品 (8082)

臨海学校
鈴木 昇一
東京都現代美術館

作品
オノサト トシノブ
東京都現代美術館

《柔かに、還元 Ⅲ》のための作業譜断片(D-9)
中西 夏之
東京都現代美術館

赤松
佐竹 徳
東京都現代美術館
![作品画像:[不詳]](https://museumcollection.tokyo/wp-content/uploads/2022/08/17271.jpg)
[不詳]
村井 正誠
東京都現代美術館

天竜峡
木和村 創爾郎
東京都現代美術館

江戸城銅板模型
船木 福治
東京都現代美術館

花静物
牧野 虎雄
東京都現代美術館

遊び過ぎた墓碑は急いで元の位置に
吉仲 太造
東京都現代美術館

[ダムタイプ関連資料一括] 036-Pleasure Life DRILL
ダムタイプ
東京都現代美術館
![作品画像:顔 A[『風車』より]](https://museumcollection.tokyo/wp-content/uploads/2025/06/18474-762x1024.jpg)
顔 A[『風車』より]
瑛九
東京都現代美術館

Flash #31
小林 正人
東京都現代美術館
![作品画像:女性の顔[裏:裸婦立像]](https://museumcollection.tokyo/wp-content/uploads/2022/08/17368-1024x575.jpg)
女性の顔[裏:裸婦立像]
松本 竣介
東京都現代美術館

Work “94‐F”
吉田 克朗
東京都現代美術館

菅井汲展(東京画廊、プラザディック、南画廊)
東京都現代美術館

1970年代美術記録写真集 「彦坂尚嘉 1973年5月1日 田村画廊」
安齊 重男
東京都現代美術館