台北市のコミックマーケットに来たコスプレの人々34人を重ねた肖像、台湾、台北 34 girls cosplaying as Japanese anime characters
北野 謙 KITANO Ken
北野謙 (1968-)は、一つの集団のメンバー全員が重なりあった群像写真のシリーズ〈our face〉を1999(平成11)年から手がけています。この作品は北野が世界中の様々な人々に会いに行き、現場で撮影した数十人の肖像を、暗室で一枚の印画紙に重ねて焼き付けることで制作されています。95(平成7)年の阪神淡路大震災と地下鉄サリン事件以降、こうした大きな「現実」と日常とのつながりが想像できず、「世界」の存在が実感できない体験を経て、北野は98(平成10)年頃にメキシコでディエゴ・リベラの壁画に出会い、「あらゆる他者がひとつのイメージになること」の着想を得ます。自他の区別が溶解し、年齢や表情もあいまいになった「私たちの顔」を通して、作家はたくさんの「他者」と自己とのつながりをイメージするとともに、多数の「世界」の存在を確かめようとしています。
- 所蔵館
- 東京都写真美術館
- シリーズ名
- our face
- 作品/資料名
- 台北市のコミックマーケットに来たコスプレの人々34人を重ねた肖像、台湾、台北
- 作品名(原題)
- 台北市のコミックマーケットに来たコスプレの人々34人を重ねた肖像、台湾、台北
- 作者名
- 北野 謙
- 制作年
- 2009
- 分類
- 国内写真作品
- 材質・技法
- ゼラチン・シルバー・プリント(D.O.P)
- 作品/資料番号
- 10110114
- 東京都写真美術館 収蔵品検索
- https://collection.topmuseum.jp/Publish/detailPage/19923/