
1871年(明治4)に撮影された旧江戸城の写真のネガ原板。江戸城は幕末から荒廃が始まり、明治維新後は江戸時代の面影を失っていった。当時の太政官少史蜷川式胤(にながわのりたね)はその姿を目にし、写真で記録しようと太政官の許可を得て写真師横山松三郎に撮影を命じた。当時の写真はガラス板に感光剤を塗り、乾かないうちに撮影、現像するコロディオン湿板法。ネガには多くの修正が加えられ、空の部分には紙が貼られたり、黒く塗られたりしているものが多い。これはネガの画像を印画紙に焼き付ける際、空の部分に紙を貼り付け、建物と空との境界線を黒く塗りつぶしておくことで、空を白く、建物の形を明確に表現するためであった。
- 所蔵館
- 江戸東京博物館
- 資料名
- 旧江戸城写真ガラス原板 一ッ橋門(外側)
- 資料番号
- 90363698
- 大分類
- 写真原版・映像装置
- 小分類
- ガラス原版
- 種別
- 湿板
- 作者(文書は差出人)
- 横山松三郎/撮影
- 年代
- 明治初期 明治4年 1871 19世紀
- 員数
- 1枚
- 法量
- 23cm x 29.8cm
- 資料群/コレクション名
- 赤木清士コレクション
- 備考
- 旧江戸城ガラス原板 国指定重要文化財
- 江戸博デジタルアーカイブズ
- https://www.edohakuarchives.jp/detail-5686.html
江戸東京博物館のその他の収蔵品 (159805)

日光 裏見滝 THE FALL OF URAMI,NIKKO.
江戸東京博物館

引手
江戸東京博物館

見立東海道五拾三次 岡部 猫石の由来
歌川国芳/画
江戸東京博物館

書経大全
江戸東京博物館

奥州福島町上町文書
江戸東京博物館

常盤津連中顔見世番付
歌川広重(二代)/画
江戸東京博物館

見立十二支 巳 不忍弁財天
橋本周延/画 延雪/色紙形絵 彫徳/彫
江戸東京博物館

茶箪笥
江戸東京博物館

白川領椚山村転切支丹本人治右衛門類族在命宗門御改帳(控)
庄屋 遠藤伝十郎/作成
江戸東京博物館

家屋平面図
江戸東京博物館

新曲浦島(五),新曲浦島(六)
江戸東京博物館

恋衣縁初桜
増山金八/著
江戸東京博物館

折りたたみ式弁当箱
江戸東京博物館

糸網
江戸東京博物館

旅客機絵葉書 日本航空輸送株式会社
江戸東京博物館

用事預物控帳
越後国頚城郡菖蒲村庄屋庄左衛門,百姓飛脚甚左衛門/作成
江戸東京博物館