
1920年代のアール・デコの花台。抽象化された花や渦巻き模様が細かなアイロンワークによって表現されている。作者未詳であるが、アンリ・クルーゾー編『鉄工芸(La Ferronnerie moderne)』第4巻(シャルル・モロー出版社、1925年)に、非常によく似た作品がニックス兄弟(NICS frères)の名で掲載されている。ミッシェルとジュール・ニックス兄弟は、ハンガリー生まれでフランスに帰化し、 1920年代にパリにアトリエを開いている。主に建築に関する仕事を手がけており、門扉や室内格子、手すりなどの制作を請け負っていた。ハンマーによる仕上げの角ばった部分を残したり、対称をなす渦巻き模様を施すなどの特徴があり、華美ではない装飾を好んで用いた。
- 所蔵館
- 東京都庭園美術館
- 作品/資料名
- 花台
- 作者名
- 未詳[フランス]
- 制作年
- 1925年頃
- 分類
- Ⅲ-家具
- 材質・技法
- 鍛鉄、ガラス
- 寸法
- 110×26×26㎝
- 数量
- 1
- 作品/資料番号
- 1999-0331-08
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