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Tokyo Museum Collection(ToMuCo)

人力車 Rickshaw

人力車は、和泉要助・鈴木徳次郎・高山幸助の3人が考案し、官許の上1870年(明治3)日本橋で開業したのが始まりという。江戸時代まで庶民の交通手段は徒歩か駕籠に限られていたので、人力車は文明開化を象徴する乗物となった。1896年(明治29)に全国の保有台数が21万台に達したが、この年をピークに人力車は衰退していく。鉄道馬車・自転車などライバルが出現したが、なかでも一番の打撃を与えたのは路面電車。線路が広がるにつれ人力車は減っていった。

所蔵館
江戸東京博物館
資料名
人力車
資料番号
90360001,90360022
大分類
生活民俗
小分類
交通商業
種別
交通運輸
年代
明治中期 明治25年 1892 19世紀 
法量
183.0cm x 107.0cm x 198.0cm
資料群/コレクション名
赤木清士コレクション
備考
90360001 人力車:木製鉄輪・漆塗り・登録番号有り。n90360022 人力車 換え幌n仕様年代:明治30年代n変遷:大阪府八尾市東山本に住む貴族議員久保田家所有のもの。婚礼用具として伝来。
江戸博デジタルアーカイブズ
https://www.edohakuarchives.jp/detail-57010.html

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