「自動詩　ブルーミントンからの逃亡」［『新アメリカの没落』より］ Automatic Poetry: Escape from Bloomington [from "The New Fall of America"]

Surface is the Between － Between Vertical and Horizon － “on the Table and on the Paper”

井田　照一

窓

吉仲　太造

wrap (blue＋yellow)

冨井　大裕

Surface is the Between － Between Vertical and Horizon － “The Brook – No.2”

井田　照一

青い蝶

小林　ドンゲ

Ｓ- “Münsterplattform, Bern”

平川　典俊

The Snow Man

漆原　英子

海　寒流 1

菊畑　茂久馬

HBD (c) 4

一原　有徳

マリリン・モンロー

アンディ・ウォーホル

魂の通過する時

小林　ドンゲ

（左）山の向こうの中腹のちっぽけな村はすでに見えなくなり、ふたたび春が巡ってきた。葡萄の木はあたかも塀の笠石の下を匍う病める大蛇のように見える。生あたたかい空気のなかを褐色の光が動きまわっていた。似たりよったりの毎日が作りだす空白は伐り残した若木まで切り倒すだろう。日々の暮らしのなかで樹木の茂みは岩のように突き出ている。（右）自分の暮らした村がこんなに小さく思われたことはない。太陽が姿をみせた。背の高いポプラの林は風に吹き動かされる砂浜のような格好をしている。切れ目のないその連続を見ているだけで眼がくらんでくる。変り映えしない日々の連続に酔うことができたなら象や蛇をしとめた気にもなれる。蝶が舞うようにそんな風に彼はものを識ったのである。

岡﨑　乾二郎

1970年代美術記録写真集 「刀根康尚　1972年6月11日　ルナミ画廊」

安齊　重男

初年兵哀歌（山を行く砲兵隊）

浜田　知明

版画集『ART D’AUJOURD’HUI MAITRES DE L’ART ABSTRAIT – ALBUM 1』　機械時代

フェルナン・レジェ