凌雲閣、通称・浅草十二階は1890年(明治23)浅草公園六区の北側に開業した煉瓦造りの展望塔である。高さには諸説あるが、開業当時の新聞などでは220尺(約67メートル)と報じられている。この双六は、煉瓦造りの外壁を開いて中をのぞける仕組みになっており、11、12階には展望所、下層階には、休憩所や諸国物産を並べた「勧工場」があったことがわかる。また、3階と7階の商店部分をめくり上げると、客を乗せたエレベーターが現れる。これは、日本初の電動式エレベーターで、1階から8階の間を運転していた。
- 所蔵館
- 江戸東京博物館
- 資料名
- 凌雲閣機絵双六
- 資料番号
- 87102202
- 大分類
- 印刷物
- 小分類
- 刷物
- 種別
- 双六
- 作者(文書は差出人)
- 歌川国貞(3代)/画
- 発行所(文書は宛先)
- 井上吉次郎/版
- 年代
- 明治中期 明治23年11月 1890 19世紀
- 員数
- 1枚
- 法量
- 73.1cm x 24.8cm
- 資料群/コレクション名
- 喜多川周之浅草コレクション
- 江戸博デジタルアーカイブズ
- https://www.edohakuarchives.jp/detail-2352.html
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